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ｼﾞｬﾝﾌﾟﾎﾞｰﾙ…浩太といつきが競り合ったわずかな差で浩太が勝ちﾎﾞｰﾙが要に渡った。
要「尚…」
要が尚にﾊﾟｽを出すと尚が直ぐに要にﾎﾞｰﾙを戻した。
尚「要くんあっち…」
尚が指差した方向には結城がフリーでいた。
要「結城！」
要がﾎﾞｰﾙを出した…だが結城はﾎﾞｰﾙを取らずによけた。
玲太「よけんなー!!」
結城「だって要が一方的に」
要「ﾊﾟｽうけなきゃﾁｰﾑﾌﾟﾚｰにならないだろ？」
浩太「ったくよ～結城…この試合…お前が得点10点きめたらｱﾆﾒ雑誌買ってやるよ」
結城の目の色が変わった。
剛「な」
いつき「ん」
俊太郎「だ」
陣太「と」
信一「？」
相手チームの5人は驚いた…一瞬にして結城が5人を抜き去りﾎﾞｰﾙをｺﾞｰﾙにいれた。
玲太「あれ誰？」
要「浩太…覚悟しとけ…奴ならやる男だ」
浩太「まじ？」
尚「結城くんすごいです～」
結城「あと8点…」
剛がﾊﾟｽを出したﾎﾞｰﾙを結城がｲﾝﾀｰｾﾌﾟﾄした。またドリブルで抜き去ろうとしたが相手チーム全員で結城のﾎﾞｰﾙを奪おうとした。
玲太「結城ﾊﾟｽ!」
玲太が叫んだが結城は大きく振りかぶりﾎﾞｰﾙを思いっきりｺﾞｰﾙにむかってなげた………ｶﾞｺﾝと音がしてﾎﾞｰﾙがｺﾞｰﾙを突き抜けた。
結城「あと5点」
要「……」
要は少し呆れていた。
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