8人が本棚に入れています
本棚に追加
/102ページ
人混みの中で君がさりげなく繋いでくれた手は
ぎこちなくて
あったかかった
小さいから迷子にならないようにと
いつものように私をからかっているのに
いつもとは違うぎこちなさで
私の手を握ったり
ためらって指を掴んだり
離したと思ったら
また少し触れたり・・・
なにがあったの?突然
私の中にも、
嬉しさと戸惑いが渦巻く
あったかい手は
私にとってかけがえのないもので
何も言えないのが切なかった
やっぱり貴方が好きです
貴方の一番にはなれなくても
貴方にとってはただの友達でも
私は貴方の側にいたい
貴方と一緒に笑っていたい
ずっと、ずっと
一緒にいたい
最初のコメントを投稿しよう!