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千春「バスケ部ぅ!?あぁ~あ無理無理。ここのオタク達が運動部なんて入る訳ないでしょ!」
修斗「オタクじゃない奴探して集めればいいだろ!」
2人はもめはじめた。
千春「意義あり!!オタクじゃない奴なんていないわ。この学校に来る男子っていったらほとんどアイドルオタクやアニメオタクそしてゲームオタクばっかりのゲス野郎達よ!こんなところにスポーツなんかやりに来るのあんたぐらいよ!」
生徒達「(千春ちゃん酷い…)」
修斗「マジ……?(汗)」
その時教室に駿一が入って来た。
駿一「いや一人だけオタクじゃないのがいる…」
修斗・千春「えっ?」ふたりはそれが誰か駿一に聞いてみた。
駿一「俺達と一年の土木科、桜井拓馬…」
千春「聞いた事のある名前ねぇ」
修斗「…んでそいつはバスケ出来るのか?」
そう聞かれた駿一は鞄からパソコンを取り出し、桜井拓馬の情報を2人に見せた。
PC【生徒情報】
一年・土木科・18番・桜井拓馬
中学時代にやっていた事:バスケ部に所属
修斗「!!!!こいつ中学でバスケやってる!こいつをバスケ部に入れよう!」
駿一は修斗に残念そうな顔で言った。
駿一「確かに桜井はバスケ部をやってたらしいけどこいつ途中で辞めたらしよ!それに今じゃあ…」
修斗「早速桜井をバスケ部に勧誘する!😃」
そう言って駿一の話を無視して席から立ち上がった。
先生「おっおい!まだ授業中だぞ!?」
修斗「あっすんません!ちょっとトイレっす!(汗)」
先生「済んだらすぐ戻ってくんだぞ!」修斗「は~い♪」
嘘をついて嬉しそうに修斗は教室を出ようとした。
修斗「あっそうそう。駿一!お前をバスケ部のメンバー兼主務に任命した!んじゃ!」
駿一「え~っ!?ちょっと待ってよ!?」
修斗は駿一の話も聞かずに言ってしまった。
駿一「んもぅ!勝手に決めちゃって…どうなっても知らねぇぞ!」
その間に修斗はトイレに行くふりして土木科の教室を覗きに行った。だが土木科教室には誰もいなかった。
修斗「桜井く~ん♪何処にいるのかな?……………てあれ誰もいない…移動教室かな?」
その時、後から男の人が現われた。
…続く…
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