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??「誰だてめぇ?なにしてんだよ?」
その人は同じ制服に土木科の科章つけていて怖い目で修斗に睨みつけてきた。
修斗「いやぁ~さぁ~桜井君を探しに来たんだけどさぁ…教室に誰も居なくて…桜井のクラスが何処の教室言ったか知らない?」それを聞いた相手が修斗の制服の胸元を掴んだ。
桜井「俺が桜井だ…お前…俺に喧嘩売りに来たのか?いい度胸じゃねえか。」
修斗「なっなにぃ~~!?お前が桜井拓馬!?」
修斗は目が点になった。
桜井は修斗を殴ろうとした。
修斗「ちょっちょっと待った!俺は喧嘩しに来た訳じゃない!」
修斗は慌てて言った。
拓馬「んじゃあなんの用で俺を探してたんだ?」
質問してくる桜井に修斗は
修斗「お前中学でバスケやってたんだろ?俺と一緒にバスケ部作らないか?」
拓馬「断わる。」
拓馬は即答で断わった。でも修斗は諦めちゃいなかった。
修斗「そんな事言わないでさ!メンバー集めて一緒に…」
拓馬「やらないって言ってるだろうが!!俺はもう中学でバスケは辞めたんだ!今更高校でバスケなんかするか!」
桜井はかなりキレていた。おそらく中学時代に何かがあったんだろう。修斗はその後何も言わなかった。
拓馬「次会った時にお前がまたその話を俺にしてきたら……今度こそぶん殴ってやる…」
そう言って桜井はどっか言ってしまった。修斗もしょんぼりしながら教室に帰って行った。
そして午前中の授業が終わり昼飯の時間。修斗は千春と駿一と三人で昼飯を食べることになった。
駿一「それで?結局桜井はバスケ部に入るの断わったんだ…」
修斗「ああ…」
修斗は朝より元気がなかった。それを見て駿一は
駿一「まあ気にすんなよ。男子なら他にもたくさんいるんだし♪それより俺のバスケ部強制入部の件だけどさぁ!俺実はスポーツ…」
その時千春が立ち上がった。
千春「そうだ!!思いだした!!」
駿一「………😔」
いきなりの発言に教室内の皆はびっくりしていた。
修斗「なっ…なんだよいきなり大声出して…」
千春「思いだしたのよ!!桜井拓馬の事!!」
千春の大発言に2人はまたびっくりした。
修斗「なんか知ってんのか?」
千春「知ってるもなんも桜井とは同じ中学だもん♪」
2人はまたまたびっくりした。
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