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顧問は慌てて救急車を呼んだ。
その後、拓馬は足の骨折で一ヵ月の入院、治るまで車椅子と松葉杖での生活だった。無論医者からも足が完全に治るまでバスケは禁止にされた。部員の皆がお見舞いに来てくれたが部屋にはいれず帰らした。そして入院してる間、県大会は終わってしまい、拓馬のチームは二回戦で敗退した。拓馬は試合会場のベンチにも観客席にも顔を出さなかった。
……………………
拓馬「夏休み終了間際に足は完全になってきたが俺は部戻ろうとはせずバスケ部を辞めた……やっぱり俺はバスケの神に見捨てられたんだよ……」
千春「そんな事があったんだ……」
駿一「メモっとこっ」
千春「こんな時にそんなの書くな!」
修斗は黙りこんでいた。
拓馬「ふっ…結局お前には俺の気持ちなんか分からないか……言って損した…帰らしてもらう。」
修斗「ちょっと待った!」
修斗は教室に帰ろうとしてた拓馬を止めた。
拓馬「まだなんかようか?もう済んだだろ。何度も言うが俺はバスケ部になんか…」
修斗「さっきは卑怯だなんだって言ってはすまなかった…」
いきなり謝り始めた。
修斗「ポテチ食うか?」
千春&駿一「(いつから食ってた!?)」
拓馬「いらん…」
そう言って再び帰ろうとした。
修斗「確かに………確かにお前は神に見捨てられたのかもしんねぇ…けど神がどうした?例えお前がバスケの神かなんかに見捨てられようと自分自身の力で皆に認めてもらえばいいじゃねぇか!!!」
その言葉に拓馬は帰ろうした足を止めた。
修斗「今からでもまだ遅くねぇ!俺達と一緒に県大会…いや…全国大会目指そうぜ!」
千春&駿一「(ぜぜっ全国大会!?)」
拓馬「!?」
その大発言には皆が驚いた。
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