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修斗「お前さっきからバスケをなんだかんだ言ってるが何故そんなにバスケを毛嫌いする…?」
空也は黙り込んでしまった。その時、駿一はパソコンで空也の情報を探ってた。
駿一「ピピピ……あっ!分かった!八木君は昔中学校のバスケ部でイジメられてたらしいよ!」
空也「!!!」
空也はまだ黙り込んでいる。
修斗「ほんとかそれ?」
空也がやっと口を開けて喋り始めた。
空也「今はそのおかげでバスケがトラウマになったさ…」
深刻そうな顔をしていた空也に修斗は
修斗「お前中学でいい思い出がないんだろ?なら俺とバスケ部作って良い思い出たくさんつくっちゃる!それでお前のしょうもないトラウマも克服だ!」
空也「!!??」
空也はその言葉にキョトンとしていた。
空也「その言葉…………本当に信じていいんだな…?」
空也は半泣きしながら聞いた。修斗は空也の肩に手をポンと置き、笑顔で答えた。
修斗「約束だ!もし俺が裏切るような事をしたら10円ガム奢っちゃる♪」
千春&駿一「(ショボッ!?信用しがたい…)」
空也「…分かった…入ってやるよ!裏切ったら承知しねぇぞ!」
空也は泣きながらも修斗と約束をし、バスケ部に入る事が決まった。
修斗「俺と駿一と拓馬とチリチリとくうや…これで5人揃ったぞ!」
空也「くうやじゃない!こうやだ!(怒)」
千春「可愛いマネージャーもいるしね❤」
駿一「自分で言うか普通……」
バシッ
駿一「ぅぅ~(泣)」
ついに条件通りに人数が揃った。修斗にとってもバスケ部に入るみんなにとっても高校での新たな高校生活を迎える事となった。
修斗「よっしゃ!早速教頭室行って部活申請してもらってくるぞ!」
こうして雄多野工業高校バスケ部の新しいスタートが開いた。
…続く…
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