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結局修斗と駿一2人だけの練習になった。そのせいか2人には体育館がかなり広く見えていた。
修斗「…よし!早速練習開始だ!…っとそのまえにボールは…っと…。」
修斗は教頭に言われた通り体育館倉庫にあるバスケットボールを取りに行った。
修斗「おいっ!これが目に入らぬか!?😡」
駿一「それはまさかっ黄門……😱」
修斗「何言ってんの?😔ボールだよ。」
駿一「(素直に突っ込みされた…)」
そうして最終下校まで1時間もなかったが2人だけの練習が始まった。
修斗「よし!まずはランニングだ!まあ時間がないけど三分間ぐらいやるか!」
駿一「グハッ!さ…三分!?」
修斗「突っ込みどころないのに突っ込むな!」
駿一「いや突っ込んでない…」
早速ランニングをしたが駿一は二分もしないうちにバテた。
修斗「もうバテたのか?体育の授業ぐらいでも走ってるだろうが!」
駿一「いや俺体育の授業は欠席してたから…」
仕方無くランニングを終わらせて準備体操し始めた。
修斗「準備体操しとかないと練習中にケガをしやすくなるからな!しっかりとやれよ!」
駿一「うっうん!(なんか修斗が先生みたいだ…)」
そこにはいつもののんびりで天然的な修斗の姿ではなく、しっかりしてる姿だった。
修斗「よしっ準備体操終わり!他にもやる事はあるが時間もないし早速ボールを使った練習でもするか!」
そう言って修斗はボールを手にとり軽くドリブルをした。そしてもう一つのボールを駿一に渡した。
修斗「まずはシュート練習かな!とりあえずフリースローラインで打ってみろよ!」
駿一「ふりーすろーらいん?何処ですか?」
駿一の頭の上には?マークがたくさんついた。呆れながらも修斗は駿一にフリースローラインの前に立たせた。
駿一「遠くない?そして高くない?小学校の時と大きさが…」
修斗「小学校と高校一緒にするな!!」
駿一「(修斗に突っ込まれるのは屈辱…)」
そんな事いいながら駿一はシュートを打った。下投げでしかもゴールの壁にすら当たらずどっか違うところに跳ね返っていった。
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