初対面

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「真田幸村!皆はお幸って呼んでるよ」 「何だか、男の子みたいだな」 つい、率直な感想を言ってしまう小十郎。幸村は気にしていたのか、じゃれつく様に、小十郎の事を叩いて来る。  彼岸の空が紅く染まり始めた頃、トンボの群れが、空に動く模様を描いていた。
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