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どのくらい時が経っただろうか…
満天の星空の下
2つの重なり合う本能は、強く抱き合って身体を擦り合わせた
(ちゃんと服を着ています)
唇から増幅される気分の高揚、胸に押さえ切れない程の快感
ドナ「好きだ…」
衝動的に声に出すむき出しの言葉
クロロ「もっと…もっと…」
その言葉だけが頭に浮かび、声となる
時間を忘れ、やがて陽射しが闇夜を切り裂いて朝を迎える
ふと我に返るクロロ
「あっ………」
開(はだ)けた服装を焦って直す
「あっ………」
そして我に返るドナ
2人は目を反らす
今までに感じたことの無い程強烈な羞恥心、顔が真っ赤に染まる
ク「…っ!!!帰らなきゃ!」
一目散に焦って家に帰る
ド「やべぇ!!!!」
全力疾走で帰る
窓からこっそり部屋に入る。ジャージは汗でびっしょりになっていることに初めて気付く
「どうしよう…」
コンコン…
「クロロ。朝よ、起きなさい。」
お母さんの声
汗だくは汚いと知りながらも、やむを得ず急いで布団に潜る
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