サイエンティスト

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「お母さんは風邪がうつると本気で(体力的に)危ないから退却するわね~。」 お盆を置くと、すぐさま部屋を出ていった 「うつる事無いけどね…。」 ポツリと呟き、お粥を食べ始める 梅干しは好きじゃ無いけれども、嘘をついた自分への罰と思って一生懸命食べた お粥を食べ終わると風邪薬をゴミ箱へ捨て、水を一気に飲み干した 「おやすみ~…」 誰に言う訳でも無いが自然と声にでる 完全に夢に落ちるまでにそう時間はかからなかった ……… コンコン… 静かに扉が開く 「入るぞ~?…あれっ…寝てる」 お父さんだ 「寝てるけど、まぁ良いか…」 「…転移…」
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