神の世界

2/6
前へ
/325ページ
次へ
「…どこ?」 眼前に広がる草原、暖かな光 まるで絵本の中にでもいるようだ 「おーい!」 遠くから声 「…?」 目を細めるが見えない 『ようこそ、私の世界へ。』 振り向くと若い男の人がいた 「…誰?」 『カミだよ。』 ニッコリ笑い、手を差し出す 「カミ様って本当にいたんだ…」 手を差し出し握手をする 『あの声、誰だと思う?』 「うーん…分からないです。」 『君なら、いやっ…君だからこそ知っているはずだ…』 目を大きく見開き 「まさか…!!!」 『そのまさかだよ。…転移。』 声の元に杖を向け、魔法を唱える 金色の風が目の前に現れ 「クロロ!会いたかったよ!」 背が伸びて一回り大きくなったリュックが中から現れたimage=140565133.jpg
/325ページ

最初のコメントを投稿しよう!

45人が本棚に入れています
本棚に追加