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激痛って…しかも命縮むの!?
『じゃあ手初めに、一人でこのラグーンの問題を解決してもらおうか。』
「問題を解決って…えぇ!?何をするんですか?」
『まぁ、とりあえず行けばわかるさ。』
杖をクロロに向けて唱える
『はいっ…転移。』
金色の風がクロロを包み込み、隙間から呆れた顔のリュックが見えた。何だかとても虚しくなった
「諦めな、仕方ないよ。」
とリュックの声が聞こえ、一面の金色に包まれた
………
暖かいとても居心地の良い場所。景色などは無く、影すらも無い、あるのは金色の風。
「ここは…」
『空間のミーディアムの中さ。』
声だけが空間に響く
「空間…ミーディアム?」
『おやおや、魔法を使えるのにミーディアムを知らないとは…意外。』
「何なのですか?」
『この世界を構成する生き物(?)だよ。魔法も彼等の力を借りて発現できるんだ。』
「へぇ~そうなんだ。」
自分の掌を眺めながら感心する
『じゃあ、もうそろそろいってもらうよ。』
「あの…どんな所なんです―
喋り終わる前に金色の風に包まれた
『だから行けばわかるっての。』
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