-機会- 未来都市 story:chloro

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遺跡の中は古い機械の塊みたいで寒気がした ウィィィ…キィィ…ピピピ… とあちらこちらから機械の音が聞こえてくる 道が5つに分かれた広間 「もう…何処に行けばいいの!」 思わずじだんだ踏んだ とりあえず左端の入口に入って行った カチカチカチカチ…プシュー 扉が閉まった 「閉じ込められた…」 冷や汗が溢れるように流れ出す 本能が恐怖に染まり、自分でも制御できない程早く頭が回転するのがわかる(恐らく空回りだが) 『残念、ハズレを選んだようだな。』 ガシャン!!! 扉を眺める顔を元に戻すと自分の身長の1.5倍位(約2.3m)の大きな機械がいた (マジで死ぬかも…)
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