絶望の少年

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また閉じ込められた…。 父さんは気付いた時から、僕の名前を呼んでくれなくなっていた。 僕にはちゃんとアキという名前があるのに… 初めてこの倉庫に閉じ込めた時は1日中泣いてたな。 広いし、薄暗いし、ホコリっぽいし… 何より、淋しかった。 心から真っ暗になっていく感じが、恐くて恐くてたまらなかった。 倉庫に閉じ込められても大丈夫なように、ナイフを隠し持っている。薪を取り出し木彫りを始めた。 倉庫の中では考えることが多かった。
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