放課後

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山下君には悪いけど、少しがっかりしてる自分がいるの。 本当は……流と帰りたかったな…。 なんて思ったり。 …あたし、自分でも分かるくらいに流に惹かれてる。 頭から真剣に歌ってる表情と、時折見せる、くしゃっとした笑顔。 それに、渚がいるんだからあたしは邪魔者だしね。 義「そう言えばさっき、流君と一緒に雑誌見てたよね。何の雑誌??」 茜「なんだっけな…。音楽雑誌だったょ!」 義「まぢで!!??俺も見たかったなぁ~。」 渚「茜!!ちょっと飲み物買ってくる♪ついてきて!!」 茜「いいよ♪山下君、ちょっと待っててね」 義「ぅん!!!」 2人は義仁を待たせ、自動販売機へ向かった。 渚「茜…お願い!!!」 茜「ん?」 渚「山下君と…二人きりにしてほしいんだ…」 茜「いいよいいよ!!!それにあたし、ここから二人と道違うし」 渚「茜~!!!ありがとう!!!」 茜「頑張れ!!」
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