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「それぢゃぁ…私の教科書一緒に使う?数学だし、教科書なしぢゃ辛いでしょ」
「ほんと!!!???ありがと!!助かるよ^^」
「それにしても、なんで入学式当日から授業あるんだろ…。もう本当やんなっちゃう。」
「他の学校…普通ないよね。」
和んだところで、私は先ほどから思っていた疑問を聞いてみる事にした。
「そうだ。あのさ、山下君って今日の8時ごろ学校の前の桜道歩いていた?4人組で…」
「歩いてたよ♪今朝すれ違ったよね」
「!!知ってたの!!!??」
「うん」
まさか知ってたとは…。
意外な返答に茜はビックリしていた。
「そうだ!!今日の放課後音楽室においでよ」
「音楽室?」
「うん。俺バンド組んでるからさ、いつも放課後練習してるんだ。」
「…いつも?今日入学式だったのに?」
「うん。俺以外のメンバー、みんな二年生だからさっ。中学の時もよくここきてたわけ。ちなみにバンド名は【PANG(パング)】ね♪」
「そうなんだ。それぢゃぁお言葉に甘えて遊びに行くね^^」
なんか不思議。
山下君とは初対面のはずなのに、全然緊張しないで話せてる。
きっと彼の性格のおかげかな?
人なつっこそうだもんっ))藁
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