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そんな時、突然別れが訪れる。
あたしが社会人になり、ヒロより給料を多くもらっていたことが彼には面白くなかったらしい。
『プライド傷つくし、一人になりたい』
随分わがままな別れの理由だった。
そのうえ、友達でいて何かしら、ご飯をおごったりすれと言われた。
さすがのあたしも納得がいかず、縁を切った。
それでも心におった傷は簡単に癒えるわけがなく、男の人が怒るのは怖くなったし、威圧的な人には意見が言えなくなった。
恐怖心と不信感が生まれ、恋愛に前向きになれなくなってしまったのだ。
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