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……あれ?
私はいつのまにやら
塔の様な所にいました。
目の前にはおじさんがいて、私がいきなり現れたものだから驚いた様子。
ぃや、私もびっくりですょ?
確か……質問に答えていって………ぅ~💦覚えてない💧
おじさん「!?
おや?あなたもわざわざここまで試練を受けに?」
「へ?試練????」
「えぇ。ぃや私もなんですがね。しかし登ってみると、下から見るのと大違い。
私はもうやめて戻ろうかと思ってるんですよ。
いやー、こんなに怖いと思いませんでしたよ。わっはっはっ!」
「はぁ」
辺りを見回してみると
結構人がいて。
ちょいと話し掛けてみようっと。
兵隊さんがいた。
「すみませーん」
兵隊「うん?戻りたくなったのか?」
奥には下り階段があった。
「ぁ、いえいぇ。戻るのはあのおじさんです。」
「ふむ……。それならば先に進むがよい。」
「はぁ」
戻ってみたら、何人か人がいて、並んでいた。その先は、外へと続くバンジージャンプ場!
しかも紐なし!!??
えぇぇぇ
最後尾のおじいさんに話し掛けてみる。
「すみません、何してるんですか??」
おじいさん「なんじゃい?何って試練じゃよ。飛び降りるんならさっさとわしの後に並ばんかい。」
ととと飛び降りるぅ!!??
死ぬって💦
ん?でも待てよ💡
これは夢のはず。
じゃぁ、やってみようかなぁ✨
他の人にも話し掛けてみる。
おじいさんの前にいるバニーガールなお姉さん。
あなた何でそんな格好で紐なしバンジーを……‥
お姉さん「やっと私の勇気が試されるのねっ。
私これが出来たらもぅ怖いものなんて何もないわ!」
なるほど!勇気を試すのね💡
お姉さんの前にいる男の人が一番前。その隣に兵隊さん。
なにやら男の人と話してるみたい。
兵隊「くどくど言ってないで
やるかやらないかはっきりせんかっ!」
男の人「ひぃーこわいよぉ💦
いくら勇気があるって認められても……死んだらどうしようもないですよねぇ?」
「ですねぇ」
「そ、そうでしょ!
だったらもぅやめて戻りましょうよ!!」
ぃや私はまだ戻らんよ😔
もう一人、男の人がいた。
男の人「どうした?順番が待てないなら……ここから先に飛んでも良いんだぜ。」
「ぁ、どぅも。」
さっきの恐がりな男の人が、震えている足と、目の前に広がる景色を見ながら言った。
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