第2章【落下】

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走馬灯? それなら聞いたことあるな。人間が死に瀕したときに見る過去の回想…だっけか。幼少時代から現在まで、スライドを見るみたいに流れてくるって聞いたことがあるな。 『…ヒヒヒ…まぁそんなもんです。そしてそのスライドをあなたに見せるのが私の役目…とゆうことになります』 なるほど、よくわからないがよくわかった。僕の目の前にある光は日本語を話し、今から過去のスライドを見せてくれるらしい。 しかし走馬灯が時間の無限を肯定するってゆうのはなぜなんだ? 『さて、ではあなたに走馬灯を見せる前にそのお話から始めましょう』
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