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なにゆえ
何故、
筆を取る?
いずれ、
削られ
折られ
千切られ
捨てられると知って。
それでも尚、
磨り減らすのか
それはモノであるが故に
抗えないと
諦感しているのか?
ならば綴れ。
時に喜を
時に怒を
時に哀を
時に楽を
忘却の彼方に散らすが如く
美麗で醜悪な姿を曝せ
さぁ。
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