其ノ弐

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        愚かなる嘲笑は     麗唇から滴るワインの雫   シルクに出来た朱の染みは 闇の音色に押し潰される     しん。   しん、   しん       耳を鳴らさぬ闇色は   美麗に輝く夜獣の支配者         瞳に入らぬ 蒼い銀時計  image=112280363.jpg
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