クリスマスの夜に…

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(人それぞれだから別にいいよなぁ…それよりケーキ食べたい…買いに行こう) 彼女は目に入ったケーキ屋に足を運んだ後自分が住んでる家に帰ろうとしていた。この後の出来事が波乱を巻くとは知らずに… 街から離れてしばらくすると森が見える。この道を抜ければ自分の家にたどり着く。もう後少しだと思っていた。 その時― 風で草木がかすれてサァーという周りの音が一瞬にして聴こえなくなりその場に立ち止まる。 五秒絶たないうちに、いきなり “ピーーーー” と言うまるで警報機がなったかのような高い音が聴こえ両耳を両手で耳を塞いだ。 すぐには鳴り止まず、何故か視界が霞んできてユナは気分が悪くなりしゃがみこんでしまった。 (うるさい…耳が痛い!気持ち悪い…!) 何が起こっているのか全然理解出来ない。恐怖が体を襲い、目が開けられない。
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