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〈壱〉あの日から…
あの日から君は、
君じゃなくった
あの綺麗な笑顔を僕に見せて…
あの綺麗な声で僕の名を呼んで…
いつも、隣に居た君を思い出しては泣いた。
何もかもが遅すぎた…
もう君は僕に笑いかけてくれない…
君の視線はたださ迷うばかり、硝子の様に綺麗な瞳に僕を映すことはない。
けれど、そんな君の傍に僕はずっと居ると決めた。
想いは伝わることがなくとも、せめて最期の時まで一緒に居よう……
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