猫にマタタビ

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  「無理、飲めない」   ここは真面目に断っとくぞ! 俺、マジでアルコールに弱ぇからっ!(涙)   何か酒片手に近付く雷がマジ怖ぇ…   「見逃してくれよ~(涙)」 「だーめ♪」   持ってる酒をグビグビ呑みはじめちゃったよ… もしかして見逃してくれたのか…?         雷ってば実はイイ奴なんだな♪           と、思った俺が馬鹿でした   ハイ、チーン     状況確認   俺の唇に野郎の唇がくっついてます(汗)   って言うか舌入れてきやがりました   アルコール臭ぇ…(涙)   お約束、口移しって奴か…       うわっアルコールきつい…             「ん゛ーん゛ーっ…!!」           散々暴れまくって やっと離れた 飲み下した後も散々チューチュー吸い付きやがってこのタコ野郎!!               「ぅ…うぇ…」             ゲロっちゃったのは 酒のせいなのか 野郎とキスしたせいなのか…     俺が吐いてる横で雷もゲロってたな             「俺、さっきのチューの責任取るからっ!っ…おぇ…」   説得力の欠片もねぇよ     [おわり]  
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