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目が覚めると私は石がたくさん並べられた広場に立っていた。
石はどれも低くて四角くて等間隔に並べられていた。
私の足下にも石があり石に文字が彫られていた。
どうやら名前のようだが知らない人のだった。
広場はとても広くて視界の開けたところなのに薄暗い。
空を見れば月が登っていた。
広場にいるのは私一人ではなかった。
十数人の人たちが広場を前屈みにゆっくり、思い思いの方向に歩いていた。
私は歩きだした。
とりあえず、広場の向こうに見える大きな城に向かうことにした。
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