分かたれた道

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   小谷城・天守 長政はキッとした表情でお市を見ている。     長政「今、義兄に寝返るも不義、このまま義兄に背くも不義。それがしが義を貫く道、死して殉ずるより…ない。」   長政は、お市に背を向けた。   長政「織田に戻れ。そなたの愛、今はただ邪魔なものになり果てた。」
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