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お市はさらに悲哀の表情。
お市「いいえ。」
長政は、無理に顔を柔和な表情に変えた。
長政「これまで共に歩んできた道、楽しかった。」
長政とお市は向き合った。
長政は柔和な表情。
お市も穏やかな笑顔を浮かべている。
お市「では、織田に戻ります。」
長政「ああ。」
お市は一人で天守から出て行った…
お市が出て行った後…長政は涙を堪えていた。
(どうして…どうしてこんな事に…)
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