哀しき勝負

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長政「市…。いずれかが生き残り、また歩みだそう。 愛している。 勝負だ。」   お市「いやです!長政様!!」 お市は泣きながら言った。   長政「刀を構えろ、市。 それがしを、斬れ!」   お市「…!!」   お市は涙を流しながら、長政に刀を向けた。   長政は静かに呟いた。 長政「生きてくれ…市…」         お市は刀を振り上げた。
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