久藤迅

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コンコンコン……ガチャ 真姫は階段を上っていき屋上へのドアを開いた ヒュゥゥ…… 外からの風が心地いい 真姫 「いいところだなぁ……さて、久藤先輩は……」 真姫は屋上を見渡した。すると 真姫 「……あっ!あれかな?」 真姫は屋根の下にあるベンチを見つけた。そこには本を顔に被せて腕を枕にして寝ている人がいた 真姫 「本当にあれかな?念のため……」 真姫は少し近付いて観察をした 真姫 (……ん?あぁ!) 真姫は彼の手が届く所に刀が置いてあるのを見つけた 真姫 (間違いないよ……この人が……久藤迅……) 真姫が見つめていると顔に被せていた本が落ちた 真姫 「……へぇ~……これが300体斬りを果たした者の素顔……初めて見たわ……」 久藤迅は写真などが嫌いで彼の素顔が写っている写真はかなりの価値なのだ。世に出回りにくく、彼の素顔を知らない人も多い 真姫 「想像してたよりは優しそう……300体斬りをしちゃう強者なんだからてっきりもっとごっついのかと……」  
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