自宅にて

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迅 「ゴホゴホ!……何でいきなり居候なんだ!?普通違う考えをするだろうが!」 真姫 「えっ?でも……」 迅 「普通どこかいい物件はないかとか……そういうのを聞くだろうが!」 真姫 「行きましたよ!不動産屋に!でもないんですもん!」 迅 「しかしなぁ……男女で共同生活と言うのは……」 真姫 「お願いします~!頼れるのはもう先輩しかいないんです~!」 真姫は顔の前で手を組んで迅に頼み込んだ 迅 「しかしなぁ……」 雅 「いいじゃないですか。困っているようですし……このまま帰す訳にもいかないでしょう?」 迅 「それはそうだが……」 迅は腕を組んで悩み始めた。真姫は手を組んだまま答えを待った。そして 迅 「……わかった……家にいればいい……」 真姫 「……と言うことは?」 迅 「居候でもなんでもしろ……」 真姫 「本当ですか!?ありがとうございます!」 真姫は喜びのあまり迅の手を取った 迅 「ただし!いるからには掃除、洗濯、料理……家事一般をしてもらうぞ!」 真姫 「はい!ちゃんとやります!ありがとうございます!」 迅 「はぁ……不安になってきた……」 雅 「これから賑やかになりますね♪」 迅 「まったく……人事だと思って……」 真姫 「では!また明日来ますので!あっ、荷物は今日か明日に来ると思いますので!よろしくお願いします!」 迅 「あ、あぁ……」 真姫 「ではまた明日!失礼しました!」 そう言って真姫は玄関に向かった 迅 「あぁ……明日……な……」 バタン! 玄関が閉まる音が響いた  
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