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一方二年生、真姫の教室では
未来 「ねぇねぇ真姫ちゃん!お昼食べようよ!」
真姫 「いいねぇ!」
未来 「決まり!じゃあどこで食べようか?」
真姫 「そうだなぁ……屋上は?」
未来 「!?」
真姫の言葉に未来(同級生)は絶句した
真姫 「あれ?なんかまずいこと言った?」
未来 「いや……屋上で食べようなんて子なかなかいないから……」
真姫 「そうなの?あんなに風が気持いいのに。」
未来 「それはそうなんだけどね……なんせあの……」
未来は久藤迅がいる。と言おうとした時だった
ガラガラ
迅 「失礼……」
入ってきたのが迅だとわかると教室にいた女子が歓声を上げた
「久藤先輩よ!」 「やっぱりかっこいい……」
女子が騒然としている中迅は真姫の目の前に立った
迅 「……いつまで座っている気だ……行くぞ……」
真姫 「え!?」
迅 「なんだ……気付いてないのか?」
真姫 「えっ?えっ!?」
迅 「……とにかく1分以内に校庭に来い……」
真姫 「はっはい!」
未来 「えっ?お昼は!?」
真姫 「ゴメン!先食べてて!」
真姫は手を合わせながら急いで教室を出ていった
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