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迅は家に帰り今日あったことの報告書を書いていた
迅 「ふぅ……こんなもんでいいか?」
雅 「えぇ、大丈夫ですよ。ではお預かりします。」
迅が書いた報告書が光と共に消えた
迅 「しかし……もうすぐ8時だぞ?もう待ってるわけにはいかないぞ……」
雅 「大丈夫ですよ。いざという時は[親衛隊]が抑えますから。真姫さんを待ってあげましょう。」
迅 「まったく……あと少しだからな……」
と言いつつかれこれ1時間以上も待っている
迅 「連絡ぐらい入れてもいいだろう……もう限界だ!俺は泉都高校に行く!」
迅がしびれを切らして立ち上がった時だった
ピンポーン
「どうも~!引っ越しセンターで~す!」
玄関から威勢のいい声が聞こえた
迅 「なんだ……先に引っ越し屋が来ちまった……」
迅はボソッと言いながら玄関に向かった
「あっ!どうも!お荷物はどちらに?」
迅 「……こっちです……」
「ではお邪魔しま~す……」
引っ越し屋は二階に上がって行く迅の後についていった
迅 「……ここに頼みます……」
「え~……わかりました!いやしかし……これだと荷物が入りきらないと思いますよ……」
迅 「……はぁ……なら入りきらない分はリビングにおいといてください……」
「ありがとうございます!では作業に入ります!」
そう言って引っ越し屋は再び下に下りて従業員に指示を出した。そのあと引っ越し作業が始まった
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