古傷

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真姫 「はぁ……びっくりした……なんで電気つけなかったんだろ……」 迅 「電球が切れたんだ……」 真姫 「うはっ!?い、いつの間に……」 迅 「(なんで電気つけなかったんだろ……)の所から……」 真姫 「あっ……そうですか(^_^;)」 真姫は冷蔵庫をあさる迅の背中を見てさっきの傷を思い出した 真姫 「あの……先輩?」 真姫はおもいきって聞いてみることにしたらしい 迅 「……なんだ?」 迅は冷蔵庫からペットボトルを出して振り返った 真姫 「一つ聞いてもいいですか?」 迅 「……言ってみろ……」 真姫 「じゃあ……その……背中にある傷は……なんですか?」 迅 「……見たのか?」 真姫 「あっはい……目に止まったので……」 迅 「……やれやれ……気になるか?」 真姫 「……少し……聞いちゃまずいことだったら無理にとは言いませんが……」 迅 「……まぁいいだろう……話してやる……」 真姫 「本当ですか!?」 迅 「あぁ……後々聞かれても同じだからな……」 そう言って迅は真姫と向かい合うようにソファーに座った  
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