2392人が本棚に入れています
本棚に追加
/117ページ
「もしもし？もしもーし。」
「｢隼人(ハヤト)…久しぶり…。｣」
「おう、由宇(ユウ)、久しぶり。
１ヶ月ぶりだなぁ。最近会ったのは高校の同窓会だったっけ。」
「｢ああ、卒業してまだ１年なのに
同窓会なんて……気が早いよな。｣」
「ハハ、全くだ。」
「｢……隼人。｣」
｢…ん？
…何だよ？｣
「｢…頼みがある。｣」
「…なんだ？
珍しく真剣そうじゃないかよ。」
「｢雪江(ユキエ)を守ってほしい。｣」
「………はぁ？
何言ってんだよ？」
「｢突然ですまない。｣」
「イヤイヤイヤ、
ワケがわかんねえよ。
何かあったのか？」
「｢……。｣」
「わかった!ケンカだな!?
ケンカしたんだろ!?
…まぁ２年も付き合ってたらケンカぐらぃするわなぁ。」
「｢隼 人…。｣」
「どうした？
電波が悪いのか？」
「｢…大丈 夫だ。
隼人、今 から外に出れるか？｣」
最初のコメントを投稿しよう！