第2章 謎の洋館

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ゾンビがうめき声をあげた。啓介がゾンビの腹部に銃口を押し当てたまま2発撃ち込んだからだ。 ゾンビは倒れて動かなくなった。 啓介(それにしても酷い臭いだな…) 今、倒したゾンビがもたれ掛かってきた時にベタベタした液体が手についたからだ。 啓介は自分が臭いに弱いとは思っていなかった。 しかし、こいつらの臭いはひど過ぎる。 啓介(なれろ!こいつらはもっとたくさんいるにちがいない) そう心に誓い、先に進んだ。 すると前の方からうめき声が聞こえる。 啓介(早く新しいマガジンにかえないと) 啓介は近くにあったドアを開けた。 しかし、そこに待っていたのはゾンビの腐ったボロボロの手だった。 啓介の首にその手が迫ってきていた。
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