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だから、あたしはちょっと悩んだ。
《でも、一応翔と付き合ってるし…男の子とメールなんてしたらやっぱり浮気になるよなぁ…》
そんな悩んでるあたしの様子を感じて、聡美は
『別にメールする位なら大丈夫じゃなぃ~??
それにあたし綾が彼氏いる事伝えたんだけど、相手はそれでも良いっていってるみたいだし。』
『彼氏いる事言ったんだ!?』
『うん。それは一応言っとかないとって思ってさ。
だから、相手はわかってるから大丈夫だよ♪』
そうなんだぁ…。
あたしは悩んだ。
《…でも、相手もあたしに彼氏いるのわかってるならいっかぁ…》
翔とマンネリしてたって言うのもあって、その考えは強くなった。
『…じゃあ、とりあえずメールするだけならいいよ。』
あたしはそう答えた。
『まぢか♪じゃあ早速相手に伝えとくね!!』
《メールするだけだし、遊んだりする訳じゃないし、大丈夫だよね…》
心の中で何回もそう繰り返した。
そして、次の日からその相手とメールする事になった。
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