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ちゃんと言いたい。
でも怖い…。
言わなきゃ。
思うだけじゃダメ…。
変わらなきゃ。
だけど…。
私が一人でいろいろ想ってるうちにまたバスケットボールをぶつける先輩。
弥生ちゃんに当たって、そのボールがはねかえって私の眼鏡をはじき飛ばした。
その瞬間、何かが切れた。
プチ…。あれ…私?
「あ、君大丈夫?君に当てる気はなかったの。ごめんね~。」
「………そんな謝り方で許されるとでも思ってんの?
先輩だがなんだろーが、ちゃんとしなきゃイケねーんじゃないのか?」
「なッ!?」
「愛久里ちゃん!?」
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