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「じゃあ、ちょっと行ってくる。ごめん、待ってて。」
「うん。」
弥生ちゃんは体育館に入っていった。
太陽の光でのんびりと、ひなたぼっこをしていた私は体育館で悲劇が起こっているなんて知る由もなかった。
「アンタいい加減にしなよ!」
バスケ部の練習は中断した。
音が聞こえなくなった。
私は少し遅いな~と思いながらひなたぼっこを続けてた。
もうちょっとしてから、鈍い音が数回聞こえた。
弥生ちゃんの声も聞こえたような気がした。
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