最終話・プレゼント

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  「じゃあ、次は俺等から」 SERIOUSのメンバーが、充と唯と入れ替わりに、まりなにプレゼントを渡した。 メンバーのサイン入りポスター、ステッカー、写真、ありとあらゆるSERIOUSグッズと、そして細長くて少し大きな箱。水色のリボンが掛けられていた。 「開けていい?」まりなが尋ねると、勿論、とメンバーは頷く。 包みを開けると、メタリックピンクの極彩色をしたマイクが入っていた。 まりなはそのマイクを握り締め、メンバーに向き直った。 「みんな! あの・・・・オレ、ちゃんと条件クリア出来たのだ! もう、ナニも心配要らないんだ。ドコにも行かなくてもいいし、直哉とずっと一緒に居れる事になったから! だから、SERIOUSのお手伝い、するよ!!」 まりなの言葉に、SERIOUSのメンバーが、ばんさーい、と喜んだ。 微笑むまりなを、メンバーを代表して春人が抱きしめた。 「ヨロシク頼むで、まりなちゃん!」 そして早速プロデューサーに、まりなの正式加入の連絡を入れた。 ふたつ返事で、メジャデビューOKの返事を貰った。 コレでメジャーデビューは決定だ! 最高の誕生日に、最高のプレゼントだ!!  
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