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コイツの話は無駄が多く長くなるので要約するとこうだ。
未来から来たコイツはこの前起きた事件（これまた別の意味で長くなるので省略）の解決のためだけにこの時代にやってきた。確かにコイツがいなければ解決できなかったかもしれないデカイ事件だった。私的にはかなり悔しいことなんだが。
で、それも終わってもうこの時代にはいられなくなるとのことだ。あんまり簡略化しすぎだ、と怒られそうだがあんな感じで話された私に同情して許してくれるとありがたい。
「そういうワケでさようならって話なんだよ」
いつもの通り軽いノリで締められた。
「はいはい、そんな言って自分だけどっか遊び行くつもりでしょ？駄目よ、仕事貯まってんだから。地味な仕事ばかりになったけど忙しいんだから…！」
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