赤と金~GOD KNOWS~
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果たして光は見つかった。一言で言えば簡単だが、私の息はかなり上がっていた。夕陽をバックにポカンとその馬鹿野郎は突っ立っていやがった。海を臨む崖、絶壁と言える柵沿いだった。私は息を整え、光は唖然としてしまいお互いを沈黙が包む。私は言いたいことが山程あって、あっちは予想外の展開に頭が真っ白なんだろう。最後に深呼吸一つして、私はこのシチュエーションにケリをつける言葉を放った。
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