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「みなさん
こちらへ、来てください」
火山の溶岩が
あまり見られなくなり
気分的には
涼しい感じのする場所に
それらは、置いてあった。
「…机に椅子…?
誰か住んでいたのかしら?」
「少なくとも
一人ではなさそうですね」
火山の中間地点あたりの一角
個室のような部屋が掘られ
テーブルに4つの椅子が
設けてあった。
リアとセトが
その部屋を調査する。
「大タルなの」
「……おっき…。」
クルルとレンは、自分の身長より
はるかに大きなタルに
ぐぐっと、背伸びしていた。
「今は人が住んでるような
気配はありませんわ」
「そうですね…
雑貨が落ちています。
緊急時は何か使えるものが
あるかもしれませんね」
レン達は、ひとまず
腰を下ろして休憩する。
「少しの間、だけですわ」
「すぐに出発しますよ?」
「…………ん…。」
「…わかったの」
丁度、クーラードリンクの
効果が切れる頃。
四人は、装備や持ち物を
再度、確認すると
火山の奥。
更に奥へと
突き進んで行った。
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