・・・拘束Ⅱ・・・

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    私が高藤さんにお茶を出した後、そう言って頭を下げると、     高藤(兄)「こちらこそ。 社長の家族は色々な事に寛容ですが、一族の方達はそうも行きませんので…、難しいとは思いますが、頑張りましょう。」     高藤さんもそう笑顔で言う。     そして、お茶を飲み終わると早速勉強に入る。       最初は、マナーの勉強。     もともと、家の方でしつけには厳しくされていたのだから、マナーの方は比較的簡単だった。     高藤(兄)「マナーについては、合格です。」     (やった。習っておいてよかった。)     だが次に出された物に愕然とする。     高藤(兄)「では次は、着物の着付けをやりましょう。」     (げッッ)    
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