・・・拘束Ⅱ・・・

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    次の日から、又普通の毎日が始まる。     朝早く起きて、朝食の他に、要と工藤さんのお弁当を作ってから要を起こす。     そして、要が支度を済ませていると、工藤さんが迎えにくる。     その二人を玄関で見送り、工藤さんが先に車に行っている間に、頬にキスをして、要を会社に送り出す。     でも、今日から高藤さんが色々な事を教えてくれる為に、ここにやってくる。     そうなる前に、雑用を済ましておこうと、洗濯や掃除をやり始めた。     掃除機をかけおわったその時、インターホンが鳴る。     リビング脇のモニターを付けると、高藤さんだった。     要から、鍵を預かっているはずだから、そのまま入ってきても…とは思ったが、外見や雰囲気が、いかにも真面目そうなので、いくら鍵を預かっていても、そのまま入ってきたりはしないようだった。     リビングに高藤さんを案内して、お茶を入れると、あらためて挨拶する。     美優『今日からしばらくお願いします。』    
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