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三条「良いのです。私には香菜が居てくれれば良いのですよ。ところで香菜。真田殿とはどうです?」
「どうと言われましても・・・・・。特に変化はありませぬ。幸村殿は緊張してらっしゃるみたいで・・・・・。」
三条「私はね、香菜。貴女を嫁に出すなら真田家と決めております。もし殿が他の所へ嫁に出そうとしたら死んでも止める所存です。」
「母上・・・・・。」
三条「さっ、殿の元へ。」
「はい。」
香菜は親方様の所へ向かった。
三条「佐助。」
佐助「はっ。」
三条「勘助殿と殿のお話を聞いて下さい。あの勘助です。どこぞの分からぬ殿の元へ香菜を嫁に出すやもしれませぬ。」
佐助「承知っ!!」
三条の方は部屋に戻って行った。
佐助「俺も山本勘助は嫌いだからね~。悪いけど監視させてもらうよ~山本殿♪」
ニヤリと笑った佐助だった。
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