―7年ぶりの実家―

3/12
前へ
/486ページ
次へ
なぜ7年ぶりにも関わらずヴァイス、ヴェルそれぞれがわかったのかというと、組織に入ってからも(父以外知らない)しつこく電話を迫られていたからだった。 ヴァイス「そういえばヴェル姉? さっきの先生って何?」 ヴェル「あぁ、言ってなかったっけ? 私、剣士魔導師育成学校の教師だよ?」 ヴェルは、ヒシッとヴァイスにしがみつきながらしゃべる。 ヴァイス「それは聞いてないな ってか、離さない?」 ヴェル「なら今聞いたからいいしょ? 離さない?って? 離さないっ! (久しぶりに可愛い弟が帰って来たんだもんね)」 ヴァイス「……はぁ」 そんな会話をしていると、家についた。 ヴァイス「ふぅ! 久しぶりの我が家だなぁ」 ガチャッ!!! ヴァイスは嫌な予感がした。
/486ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13869人が本棚に入れています
本棚に追加