―7年ぶりの実家―

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ヴェルという名のトラップを抜けて、リビングにいくと、バルカンとキュアは既に起きていた。 ………ん? ヴァイスはなにか違うことに気付いた。 父さんが……… 父さんが!!! 純白のエプロン着てるっっ!!! ヴァイスは何度も何度も目を擦った。 しかし、それが現実だった… 10分後… キュア「ヴァイス動かなくなったな!」 バルカン「どうしたんだろうな?」 ヴァイス「…はっ! お、俺はなんか悪夢を見ていたような……」 キュア「なんかみていたのか?…ほら、紅茶だ、飲め」 キッチンから紅茶を持ってきていた。 ヴァイス「ありがとう! なんか、背の高いじじいが異常にキモかった…」 バルカン「…今時そんなじじいがいるんだな! 同じじじいとして恥ずかしいわ!!!」 ヴァイス・キュア「「(いやいやいや!!!!あんただから!!!!)」」 バルカンは、全く気付いていないらしく、まだ一人でコーヒーを啜りながらぶつくさ言っている。 しかも、まだ純白のエプロンを着て… ヴァイス「はぁ… ま、いいやヴェル姉が起きる前にさっさと行くか!」 そういって紅茶を一気に飲み干し、玄関に急いだ。
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