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ヴェルという名のトラップを抜けて、リビングにいくと、バルカンとキュアは既に起きていた。
………ん?
ヴァイスはなにか違うことに気付いた。
父さんが………
父さんが!!!
純白のエプロン着てるっっ!!!
ヴァイスは何度も何度も目を擦った。
しかし、それが現実だった…
10分後…
キュア「ヴァイス動かなくなったな!」
バルカン「どうしたんだろうな?」
ヴァイス「…はっ!
お、俺はなんか悪夢を見ていたような……」
キュア「なんかみていたのか?…ほら、紅茶だ、飲め」
キッチンから紅茶を持ってきていた。
ヴァイス「ありがとう!
なんか、背の高いじじいが異常にキモかった…」
バルカン「…今時そんなじじいがいるんだな!
同じじじいとして恥ずかしいわ!!!」
ヴァイス・キュア「「(いやいやいや!!!!あんただから!!!!)」」
バルカンは、全く気付いていないらしく、まだ一人でコーヒーを啜りながらぶつくさ言っている。
しかも、まだ純白のエプロンを着て…
ヴァイス「はぁ…
ま、いいやヴェル姉が起きる前にさっさと行くか!」
そういって紅茶を一気に飲み干し、玄関に急いだ。
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