―7年ぶりの実家―

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ヴァイスがあまりにも行くのが早いため、行ってらっしゃいの一言もかけられなかった二人だった。 買い物は何でも揃うため、街にした。 ヴァイスは街に着いて最初に買うものは服に決めていた。 やけに視線が目に留まる。 ヴァイス「(な、なんだ?)」 女子からは目をハートにしたような眼差しが。 男子からは殺気混じりの眼差しが。 まあ、鈍感なヴァイスはただ睨まれてるくらいにしか感じない。 ヴァイス「ま、いっか!」 そういうと、近くにあった服屋に入っていった。 すると、女性店員がびっくりしたような顔で「いらっしゃいませぇ~」といって来たが軽くスルー。 また一人の人が傷つきました… あ、また一人。 ヴァイス「ふぅ! ある程度買ったかな? 文房具、私服、靴、鞄… ま、そろっただろ!」 案外買い物が長引いてしまい、もう日が傾いていた。 ヴァイス「なんか、疲れたな… 異常に睨まれたし…」 帰ることにした。
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