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長い……
長いっ!!!
校長!!!!
挨拶なげぇ!!!!
何かしら「えー」って言うのやめろ!!!
もう30分だぞ!?!?
しかも同じこと言ってる…
しっかし腰が痛い…
などと心の中で愚痴っているヴァイスだった。
更に10分後…
やっとのことで入学式を終えた学校の生徒たちはすっごく愚痴ってた。
ちょっとの休憩を挟んでみんなが席に座ったと同時くらいに、2時間目の始まりの鐘がなった。
ガラガラガラっ!!!
ヴェルが何やら箱を持ってきていた。
ヴェル「この箱の中身はねぇ、自分の持っている属性を知ることが出来る特殊な紙が入っているのよ」
そういって、一人一人の机の上に真っ白な紙を配っていった。
ヴェル「まだ皆さん紙に触らないでくださいね?
紙に力を入れるように触ると一人一人属性が現れます!」
ヴァイス「(…まずいな……俺が触っちまうと、闇と光以外の属性が出る…)」
ヴェル「属性について話すわよ?
属性が9種類あることは、皆さん知ってるわね?
火、水、氷、風、雷、地、木、闇、光…
この9種類です!
皆さんが、属性を知った後に、一人一人自己紹介をしてもらいますからね♪
それで―」
ヴァイス「あの、先生!俺は小さい頃から魔法をやっているので属性知ってるからやらなくていいですか?」
ヴェル「あ、ヴァイ君はそうでしたね!
いいですよ!
そのかわり上手く出来ない人を手伝ってくださいね?
それでは、始めていいですよー」
その合図と共に一斉に紙に手をかけ始めた。
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