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自然と手を見ると・・・・
赤い・・・
むしろ黒いと言ってもいいくらい赤い液・・・・
【血・・・・・・?】
横たわっている毛の固まりの方をふと見て・・・・やっと理解した・・・・(いや、ホントはわかってた、けど受け入れたくなかっただけかもしれない・・・。)
【奈々が車に・・・・‼】私はすかさず立ち上がりこけそうになりながらも車を洗ってたお母さんがいるであろう場所に走った。
【病院‼奈々がひかれた‼奈々ば病院につれていかんば‼‼】
お母さんは
【ちょっと待って、泡ば流さないかんけん】
【は・・・?】って思った。
奈々がひかれたって言ってんだよ・・・・?
ペットの命の有無より 車の泡・・・?
お母さんが何を考えてるのかわからなかった。
そしてやっと車に乗って近くの病院に急いだけど
その病院は休みで開いてなかった。この時は開いてないこの病院を恨んだ。
仕方ない事なのに恨んでしまった・・・・
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